イソップ物語をはじめ、比喩によって人間の生活に馴染みの深いできごとを見せ、それによって新たな知見を与えることを意図した物語を寓話と言います。
最近「座右の寓話」という本を読んでいたくインスパイアされました。
そこで製図試験comでは「製図の寓話」という話を書くことにしましたが、あれ?この話、どこかで使えるぞ?と思ったのが「学科の寓話」です。
学科試験勉強は、理解-問題-暗記 とやると時間がかかりすぎるので、ひたすら単に暗記することに徹すれば良いやん、というのが楽々資格社と学科試験comの認識でした。
しかしそれだとモチベーションが続かないんですよね。本来楽しい勉強のはずの建築の勉強が全然面白くない。元々私自身、学科試験勉強が楽しくなかった記憶があり、どうも「やればいいだけじゃん」という発想から抜け切れてませんでした。
しかし実際に学科受験生と交流すると、やはり理解することがネックになるんです。
理解していると問題を解いても面白いし、暗記も進む。
逆も又真なりで、理解してないと問題を解いてもわからんし、単に暗記するだけの不毛な感じになってしまう。ゴールは一緒なので、暗記-問題-理解-問題-暗記なのか、理解-問題-暗記-問題-理解なのかの違いだけなんですが、どうもねー。
それで学科を解説しようと思ったのですが、これが、量だけは膨大にあるわけです。
うーん、これには閉口しました。これを全部解説していたら、結局時間がかかりすぎる。けどそれを端折ると中味がなくなる。
そんなときに出会ったのが「座右の寓話」です。
そして「学科の寓話」も始めて、かついろんな話につなげていこうと考えました。
ということで不連続シリーズですが、1冊の本になるくらいいろんな話を書いていこうと思います。
「製図の寓話」共々お楽しみに。初稿はメルマガで、まとめたものはブログにアップします。